いっこ上の兄のあとついて
おなじこと
したがる子どもだった
兄が木にのぼれば
のぼる
走れば走る
石をなげればなげる
叫べば叫ぶ
立ちションすれば
する
のは近所の人に
とっつかまった
おやは
けっこう
なんでもさせてくれたけど
近所のおばさん
幼なじみのおかあさんたちは
女の子だからって
あぶないからって
いろいろさせて
くれなかった
育った街は
東京の割には遊べる場所がたくさんあって
子どもがのびのびしてるのかもしれない
大人になっていろんな街を知って
そんなことに思ったりする
スポンサーサイト
チャイムが なったら
がっこうを かけだしていく
じょしたちは 「あとでね」って
あそぶ やくそくして いちど いえへ かえるけど
ぼくらは ちょっとの がまんが できない
いま つかまえとかないと
むしも ざりがにも さかなも....
かくれちゃうかも しれない
けさ つかまえた でかい あいつは
さんすうの じかんに にげた
あかトンボが
ほんとうに めを まわすとこ みたこと ある?
ちょうどいい ぼうが あった
このあな きっと へびの す だぜ
たんぼは こがねいろ
こいつは たいてもらわなきゃ おいしくない
かき まだ あおいな
このいえの かきは しぶがきだよ
あっちは こわい じいさんが いる
あ、にいちゃんだ
かえらなきゃ
おやつ たべられちゃう
……子供たちの
ささやき、つぶやき、会話が
聞こえてくるような景色を
描きたくて描いた絵
先日、旅先で食べたケーキと紅茶は
驚くほど好みの味だった
ポットは素敵な衣装で保温してある
昨日は夢の中で
ずっとケーキを選べないでいた
どれも美味しそうで
寝坊するほど悩んだけれど
また行けたら
同じ紅茶と違うケーキがいいかな
素敵な音楽を聴きました
少し秋の訪れを感じる日
雨上がりの少し分厚い雲のかかった空とコスモスと赤トンボ
おいしいケーキと紅茶
窓からは、山と風が見えました
そこに自然があるように在る優しい音楽でした